⚠️ これは継続的に確認中のドラフト。 Unitree Go2 / B2 / B2-W のスペックは Unitree 中国語公式(unitree.com/cn)+ 海外英語公式(unitree.com)の両版で逐一照合済み——[source] 角注が付くものは公式スペックページの原文(注:
shop.unitree.comはストアページで価格しかなくスペック表はない。スペックは一律www.unitree.comを正とする)。DEEP シリーズは公式サイトが当面アクセス不可のため依然「要確認」と記す。価格は公開ルートの参考値で、日本国内の調達ルート、認証(技適)、および大塚商会の貨物の実重量はいずれも不明/要確認。DEEP Robotics 公式サイト deeprobotics.cn の TLS 証明書は 2026-06-25 に失効し、当面アクセス不可(deeprobotics.com はパーキングドメインで非公式)。そのため DEEP のデータは本稿では外部リンクを張らず、一律「要確認」と記し、公式サイト復旧後にリンクを戻す。
🌐 この稿が答えること(大塚商会の真のニーズ)
大塚商会は現在 AGV / AMR(無人搬送車 / 自律移動ロボット)で工場内の貨物を搬送しているが、この種の車輪式は階段を昇れず、坂を上れず、段差を越えられない——複数フロア、坂道/敷居のある産線はまさに盲点だ。社長はこの盲点をロボット犬で補い、方案を作ったうえで大塚商会の真のニーズに向けて提携を持ちかけたい。
だが一つ鍵となる未知数がある:貨物単品が何 kg か。 積載はどの機種を選ぶか、ひいては「ロボット犬がそもそも使えるのか」まで直接左右する。だから本稿はすぐ特定の一台を推すのではなく、積載で段分けして各種ロボット犬の「歩行積載 × 階段昇降能力 × 速度 × 稼働時間 × 価格」を一覧の選定表に並べる——実際の貨物重量が分かれば、表を引いて段に落とし込み、その後の各種変化に対応できる。
ロボット犬の能力全体像は ロボット犬 能力マップ を、メーカー価格の横断比較は ロボット犬 製品調査 を参照。本稿はそれらを**「搬送」という一つの場面に絞り込んだ**選定の視点だ。
📊 まず明確に:AGV/AMR vs ロボット犬(積載 × 地形)
これは全稿の前提だ——両者は補完であって、代替ではない:
| 軸 | AGV / AMR(現用) | ロボット犬(候補) | 本案への含意 |
|---|---|---|---|
| 積載 | 大:AMR 約 100〜1,350kg、標準 300〜2,000kg、重荷重 AGV 5〜50 トン10 | 小:歩行積載 ≤ 約40kg(Unitree B2)、軽量型は約8kg のみ | 桁が一つ違う——重い貨物は一台では運べない |
| 地形 | 平地のみ、階段/坂/段差を昇れない | 階段・坂・段差・障害物を越えられる——これが本領 | まさに AGV/AMR の盲点、ロボット犬の独自価値 |
| 速度 | 約 1〜2 m/s | 1.6〜6 m/s | 同等かより速い |
| コスト | 一台 数万〜数十万 | シャシー 約$3.8k(軽)〜$10 万(ハイエンド) | 軽積載段はロボット犬の方が安い |
| 成熟度 | 工場内平地物流は極めて成熟 | 点検は成熟、工場内搬送は比較的新しい | 搬送用途は PoC 検証が必要 |
一言:ロボット犬を「より強い AGV」として積載で張り合わせてはいけない——勝てない。ロボット犬の価値はフロア間 / 坂の昇降 / 段差越えという、AGV にはできない「ラストワンマイル」にある。これを AGV/AMR の補完(平地は AGV に、階段・坂はロボット犬に)と位置づければ、ストーリーが成立する。
🐾 ロボット犬 搬送能力 総表(積載で段分け × 階段昇降 × 価格)
「歩行積載」= 歩きながら担げる有効積載(搬送で実際に使える口径);「立位積載」は止まったまま支えられるピークにすぎず、担いで階段を昇れることを意味しない。角注付きはメーカー公式の原文、それ以外は要確認。
| 段 | 型番 | 歩行積載 | 階段 / 坂(AGV 代替の鍵) | 速度 | 稼働 | 価格(約・要確認) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 軽 | Unitree Go2 EDU | ≈8kg(ピーク 約12kg)1 | 段差 15〜16cm・坂 40°1 | 約3.7(限界 ~5)m/s | 2〜4h | 約$3,790(要販売店問合せ) |
| 軽 | DEEP Lite3 | 2.5〜4.5kg(要確認) | 段差 18cm・坂 40°(要確認) | — | 1.5〜2h | 要確認(4 桁 $) |
| 中 | Boston Dynamics Spot | 14kg6 | 段差 300mm・坂 30°7 | 1.6 m/s | 約90min | 約$74,500 |
| 中 | ANYbotics ANYmal | +10kg8 | グレーチング階段・濡れた地形8 | 0.75 m/s | 約90min | 約$150k |
| 中 | Ghost Robotics Vision 60 | 10kg9 | 転倒/横転からの自己復帰9 | — | 3h+ | $150k+ |
| 中 | DEEP X20 | 20kg(要確認) | (要確認) | — | 2〜3h | 約$20k(要確認) |
| 中–重 | DEEP X30 | 約40kg(要確認・公式未記載) | 段差 45°・障害物越え ≥20cm(要確認) | ≥4 m/s | 2.5〜4h | 約$40〜60k(要確認) |
| 中–重 | Unitree B2 | 連続歩行 >40kg(立位ピーク ≥120kg)2 | 段差 20〜25cm・正方向の昇降 40cm・坂 >45°2 | >6 m/s2 | 空荷 >5h/>20km;20kg 積載 >4h/>15km2 | 中国語公式は価格非公開・全て商談誘導;海外ストアは "$100,000" 表示で "Contact us for the real price/カスタム対応" と明記→商談ベースで固定価ではない;民間 約$1.2〜3 万(要確認) |
| 重・脚輪 | Unitree B2-W(脚輪型) | 連続歩行 >40kg(立位ピーク 120kg)4 | 段差 20〜25cm・正方向の昇降 40cm・坂 >45°4 | 15km/h(車輪速 50rad/s)4 | 40kg 積載で 25km;空荷 ~30km4 | 中国語公式は価格非公開・全て商談誘導;海外ストアは "$100,000" 表示;民間 約$10 万(要確認) |
| 重・脚輪 | DEEP LYNX M20(脚輪型) | 約15kg(要確認) | 脚輪で段差越え(要確認) | — | — | 要確認 |
表の読みどころ(重要な訂正):B2 も B2-W も「連続歩行積載」は公式でいずれも >40kg——よく引用される「120kg」は立位ピーク(止まったまま支えられる)であって、歩きながら担ぐ値ではなく、まして担いで階段を昇る値でもない(後述「荷を積んで階段を昇って安定するか」節を参照)。脚輪型 B2-W が純脚式 B2 に対して持つ本当の優位は平地の車輪走行が速い(15km/h)・航続が長い(40kg 積載で 25km)ことであって、より重い荷を担いで昇れることではない。純脚式四足の歩行積載はおおむね 約40kg で頭打ちで、それ以上は複数回に分割するか**「AGV+ロボット犬 ハイブリッド」**に進む。Go2/Lite3 のような軽量型は数 kg しか担げず、小物向き。
🎯 積載で段分けして選定(「貨物重量不明」への対応)
大塚商会の貨物の単品重量が分かったら、そのまま当てはめる:
軽積載 ≤ 10kg(小物、料箱、書類、サンプル)
- 第一候補 Unitree Go2 EDU(約$3,790) または DEEP Lite3。最も安く、それでも階段を昇り坂を上る。最初の一台で「搬送+階段昇降+自社の配車ソフト」を検証する PoC に向く。失敗コストは極めて低い。
中積載 10〜40kg(多くの料箱 / 通い箱クラス)
- 第一候補 Unitree B2(連続歩行 >40kg、>6m/s、段差 20〜25cm、正方向の昇降 40cm、坂 >45°、IP67) —— 積載と障害物越えのコスパが最良で、ロボット犬搬送の主力機種。同じルートが平地長距離寄りで、より速く省電力にしたいなら:脚輪型 B2-W(歩行積載は同じ >40kg だが、車輪走行 15km/h、40kg 積載で航続 25km)。
- より成熟した自律/認証が欲しく、予算が十分なら:Spot(14kg)/ ANYmal(+10kg)/ X30(約40kg・要確認)。ただし単価 7〜15 万ドルで、やや「完成品を買う」寄り。
重積載 > 40kg(パレット、箱まるごと、重い材料)
- ロボット犬一台(脚輪型 B2-W を含む)では担いで階段を昇れない——純脚式 B2 も脚輪型 B2-W も連続歩行積載は公式でいずれも >40kg のみで、120kg は立位ピークにすぎない(次節参照)。出口は三つ:
- 分割 + 複数回:重い貨物を ≤40kg に分けて複数回運ぶ(タクトを犠牲にする);
- AGV + ロボット犬 ハイブリッド:平地の重い貨物は依然 AGV/AMR に任せ、「フロア間/坂の昇降/段差越え」のその一区間だけをロボット犬がリレーで受ける——これが最も「補完」のストーリーに合う;
- 別の機種に替える:クローラー式の電動階段昇降車なら 200〜420kg を担げる(ただし人の操作が必要)、固定ルートなら貨物用エレベータ/VRC を使える——詳しくは姉妹編 階段搬送:ロボット犬以外の選択肢 を参照。
決定木 一言:貨物 ≤10kg → Go2 EDU で試す;10〜40kg → B2 を主力に(平地長距離寄りなら脚輪型 B2-W);>40kg → 分割して複数回 /「AGV が平地を走り + ロボット犬が階段・坂を受け持つ」/ クローラー車や貨物用エレベータに替える(姉妹編参照)。まず実際の貨物重量を聞いてから、段に落とし込む。
🛞 脚輪型(Wheeled-Legged):平地はより速く・より遠く、ただし「階段を運び上げる積載」は純脚より大きくない
同じルートに平地の長距離と、時々の段差/坂越えが混在するとき、脚輪型は現実的な折衷だ——だがまず、よくある誤解を一つ崩しておく:脚輪型 ≠ より重い荷を担いで階段を昇れる、ではない。
- Unitree B2-W:B2 をベースにホイールモータを追加。公式の中/英語スペックページには既に数値が全て掲載済み:連続歩行積載 >40kg(純脚式 B2 と同じ)、立位ピーク 120kg、車輪速 15km/h、段差 20〜25cm、正方向の昇降 40cm、坂 >45°、40kg 積載で航続 25km、総重量 約85kg(電池 約12kg 込み)、IP674。B2 に対して得るのは平地の速度と航続であって、階段を運び上げる積載ではない。
- DEEP LYNX M20:脚輪ハイブリッド。公開口径の連続積載は約 15kg(要確認)。
- トレードオフ:平地は車輪走行で速く、省電力;段差/障害物に当たると車輪をロックして脚のようにまたぐ。ただし極端な砕石/軟弱地/急な階段では依然純脚に劣り、満載で階段を昇る能力は純脚と同級(立位ピークではなく歩行積載で見る)。導入前に必ず公式 datasheet + 現場実測で裏取りすること。
🔧 荷を積んで階段を昇って、結局安定するのか?どう判定するか
社長が最も気にし、かつメーカーのトークに最も流されやすい点がこれだ:ロボット犬が荷を担いで階段を昇るとき、転倒しないか / 担ぎきれないのではないか? 答えは「積載 120kg」という一つの大きな数字だけでは決まらない。以下に、そのままサプライヤーへの質問・規格の読み方・現場検収に使える判定方法を示す。
① 第一の鍵:見るべきは「連続歩行積載」、「立位ピーク積載」ではない
メーカー規格ではこの二つの値が大きく食い違い、意味もまったく異なる——搬送・階段昇降に効くのは前者だけ:
| 規格 | 意味 | 「荷を担いで階段を昇る」上での意味 |
|---|---|---|
| 連続歩行積載(continuous / walking load) | ロボットが歩きながら安定して支えられる重量 | ✅ これこそ階段搬送に使える数字 |
| 立位ピーク積載(standing / peak load) | その場で止まり、四脚を接地したときに支えきれる最大重量 | ⚠️ 「立って支えられる」だけで、担いで歩ける・まして担いで階段を昇れることを意味しない |
歩行値が大きく下がる理由:立位時は重量がほぼ四本の脚で鉛直に支えられる(受動的な支持)。一方、歩行に入ると一歩ごとに脚が地面を離れ、重心が移り、加減速の慣性が加わって関節トルク要求が急増し、使える積載が大きく下がる。Unitree 公式はこの二つを分けて記載しており(B2 / B2-W:連続歩行 >40kg vs 立位ピーク ≥120kg)、それ自体が「立位値で発注するな」という買い手への注意喚起になっている。
② 段差高さ / 坂の角度:「積載状態で評定されたか」を必ず問う
メーカーが示す「最大段差高さ」「最大勾配」は、ほぼ全て空荷・乾燥・清掃済み・硬質地面の理想値だ。積載すると重心が上がり、関節トルクの余裕が食われるため、実際に越えられる段差/勾配は下がる。だから規格表の数字は割り引いて使い、サプライヤーへ書面で問うこと:この段差/勾配は、空荷か、定格積載状態で測ったのか?
③ 荷は「低く + 中央に」積む:重心が坂で転ぶかを決める
同じ車、同じ坂でも、荷を高く・偏って積むほど転びやすい。経験的な関係は、許容できる坂角がおおよそ tan(θ) ≈(ベース半幅 ÷ 重心高さ) を満たす——すなわちベースが広く、重心が低いほど、昇れる坂は急になる。荷を高く積む → 重心が上がる → 臨界坂角が小さくなる → より早く転倒する。メーカーが示す積載取付エリア/インターフェース(例:Spot は 850×240×270mm の取付エリアを公開6)を使って荷を低く・中央に置くのが、最も安価な安定性向上策だ。
④ 知っておくべき三つの工学概念(素人向け)
- 支持多角形:接地している全ての足の接触点を結んだ最小の凸多角形。重心の地面への投影がこの多角形内に落ちる → 倒れない;縁/外に出る → 転倒。 四脚接地時は多角形が大きく最も安定;階段昇降時はしばしば 2〜3 脚しか接地せず、多角形が縮小し、安定余裕が下がる。
- ZMP(ゼロモーメントポイント):地面上の特殊な一点で、その点で重力 + 慣性が生む水平方向の転倒モーメントがゼロになる。ZMP が支持多角形内に留まる限り、動歩行は転倒しない——「運動版の重心」であり、脚足ロボットの安定判定の核となる判据だ。
- なぜ積載が階段昇降を弱めるか:① 重心が上がる/偏り、縮小した支持多角形からより出やすくなる;② 脚を上げて段を昇るだけでもトルクを食うのに、追加の積載がさらに一部を奪い、滑り/踏み外しへの余裕が減る;③ 大電流下で電池電圧が沈み込み(battery sag)、ピークの使用可能トルクがさらに下がる。
以上は脚足ロボットの安定性に関する一般的な工学原理(支持多角形 / ZMP は Vukobratović が 1968 年に提唱、業界標準の判据);個別機種の「どれだけ積載して、何 cm の段差まで昇っても転ばないか」は、現場実測に代わる公開データは存在しない。
⑤ B2-W 公式数値の総合解釈(顧客への誠実な結論)
Unitree B2-W 公式の中/英語スペックページ:連続歩行 >40kg、立位ピーク 120kg、連続昇降の段差 20〜25cm、正方向の単段 40cm、坂 >45°、40kg 積載で航続 25km4。これらをまとめて読むと:
- 担いで階段を昇れる重量は 40kg(歩行値)であって、120kg ではない。 120kg を担いで階段を昇るのは不可能——この点は能動的に顧客へ説明すべきだ。
- 「40kg 歩行」「25cm 連続昇降」「40cm 単段」「>45° 坂」はそれぞれ独立に評定されており、単純に重ね合わせられない。 「同時に 40kg 満載 + 25cm の階段を連続で昇る」が成立する公開データはない——まさにここをサプライヤーに現場実測させるべき点だ。
- 航続 25km@40kg は少なくとも 40kg が瞬時値でなく持続可能な運用条件であることを示す;ただしこの航続は多くが平地測定で、階段/坂を昇ると消費が明確に増え、実際の航続は縮む。
横断対照(B2-W は重積載・階段昇降の第一梯隊だが、点検機種とは積載のオーダーが根本的に異なる):
| 機種 | 歩行/追加積載 | 最大段差 | 最大坂 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| Unitree B2-W | >40kg | 20〜25cm 連続 / 40cm 単段 | >45° | 4 |
| Boston Dynamics Spot | 14kg | 300mm | ±30° | 7 |
| ANYbotics ANYmal | +10kg(センサ積載) | 公式未記載 | 公式未記載 | 8 |
Spot / ANYmal の位置づけは点検(軽量センサ搭載)、B2-W は産業搬送を含む——これはまさに、大塚商会に「搬送は B2/B2-W 級、点検は Spot 級」と論証する根拠になる。
⑥ 現場実測チェックリスト(検収 / 交渉時に一つずつ確認)
- 「積載状態での階段昇降」実測を要求:顧客現場の実際の段差高さ + 実際の貨物重量で連続昇降させ、空荷や減量したデモを受け入れない。これが全篇で最も重要な一条。
- 発注は歩行値で:「連続歩行積載」(B2/B2-W = >40kg)で決め、立位 120kg は余裕の参考にとどめる。
- 定格の坂/段差は割り引いて:積載時に実際に越えられる値は通常規格表より低い。余裕を残し、上限ぎりぎりでルートを組まない。
- 荷は低く、中央に:重心を下げ、偏載を減らし、坂での耐転倒性を直接高める。
- 書面で問う:段差/勾配の規格は積載状態か空荷で評定したか? 関節/ホイールモータのトルクは滑り・踏み外しに備える余裕がどれだけ残っているか?
- 積載時の航続を確認:階段/坂昇降の条件を含む航続見積もりを取り、それを基にシフトと充電ポイントを決める。
- 実際の地面で耐滑試験:顧客の実際の地面(油汚れ/水/金属グレーチングがあり得る)で積載状態の坂試験を行い、清潔な展示場の床ではなく。
- 失敗モードを要求:満載時の臨界坂角/段差高さ、超過時に停止保護なのか、そのまま転倒するのか。
🧭 社長へ / 大塚商会との提携交渉への提案
- ストーリーの位置づけ:AGV/AMR の盲点を補う、それを代替するのではない。 大塚商会には既に平地用 AGV/AMR があり、痛点は「階段/坂を昇れない」こと。ロボット犬を**「フロア間・坂・段差をまたぐリレー搬送」**として売れば、痛点を突きつつ既存の AGV と仕事を奪い合わず——交渉しやすい。
- まず 5 つの数字を聞き、それから方案を固める:① 貨物の単品重量と寸法 ② フロア間か否か ③ ルートに段差は何段/坂はどれほど急か ④ タクト(毎時 何往復か)⑤ 既存 AGV の積載/型番。この五つが揃えば、本表からそのまま選定を出せる。
- PoC の道筋:まず Go2 EDU(軽)または B2(中積載 主力) で「搬送 + 階段昇降 + 自社の配車/認識ソフト」を検証し、差別化は自社ソフト(経路配車、AGV との協調、貨物認識)に置く。ハードは買うもの。事業企画書の「ソフト × ハード」の組み合わせの強みに接続する。
- 正直なリスク:重い貨物(>40kg/パレット)は、ロボット犬一台(脚輪型 B2-W を含む)でも担いで階段を昇るのは不可能——over-promise しないこと。この場合は「AGV+ロボット犬 ハイブリッド」「分割して複数回」、あるいはクローラー車/貨物用エレベータに替える(階段搬送:ロボット犬以外の選択肢 を参照)とし、その境界を顧客に正直に伝える。
⚠️ 要確認 / 補足のお願い
- 実際の貨物重量(最重要):大塚商会の貨物単品の重量レンジが分かれば、選定表を 1〜2 個の候補機種 + 概算コストに収束させます。
- DEEP Robotics のデータ:公式サイト deeprobotics.cn は証明書が 2026-06-25 に失効し当面アクセス不可——X20/X30/Lite3/LYNX の積載、階段昇降、価格は公式サイト復旧後にリンクを戻して裏取りします。なお:現在の ロボット犬 能力マップ と ロボット犬 製品調査 内の DEEP 外部リンクもこの失効ドメインを指しています。一括で修正/注記が必要なら教えてください。
- ✅ 立位 vs 歩行積載(確認済み):Unitree 公式の中/英語スペックページで確認——B2 と B2-W の連続歩行積載はいずれも >40kg、立位ピークは ≥120kg。本稿はこれに基づき修正した(従前 120kg を B2-W の搬送積載として扱っていたのは誤読)。
- B2-W の積載実測:公式 spec は既に揃っているが、「40kg 満載 + 25cm の階段を連続で昇る」の公開実測データはなく、導入前にはなお公式見積書 + 現場での積載状態実測が必要(上節のチェックリスト参照)。DEEP LYNX は公式 spec が依然欠落、公式サイト復旧を待つ。
- 重量で絞り込める Excel/比較表にするか否か(貨物重量を入力→自動で候補機種を提示):教えていただければ、現有データで xlsx 選定表を生成できます。